マレー人を見下すシンガポールのマレー人|新聞やニュースに見えない現実
どうもシンガポールが大好きな俺俺です。シンガポールにはマレー人(ブミプトラ)がたくさんいます。
「シンガポール市民である」、「永住権を持っている」、「マレーシアから通勤している」という3種類のマレー人です。
彼らと、ずっとマレーシアに居住しているだけのマレー人との微妙な関係図を紹介します。
シンガポールのマレー人はマレーシアのマレー人を見下すのはなぜか?
まずは、経済格差です。
シンガポールで働くとマレーシアの同じ職種であっても、2倍以上の給与がもらえる場合があります。ですから自分はシンガポールで働けるし、稼いでるし、自分の方が優れているという優越感がそこから生まれてくるのでしょう。
次に、受けている教育(影響)です。
シンガポールは西洋文化の影響を非常に受けています。元イギリス領であったからです。ですから、「人は手ずから働き、何か新しいものを求め、生活の質を向上させていく生き方こそ人としての生き方だ」といった考えを持っています。つまり自然と努力家になります。
一方マレーシアのマレー人は「富むも貧しきもアラーのお陰、どうにでもなるよ」といった観念が根付いているので、非常に怠惰に見られ易いです。
そういう訳で、シンガポールのマレー人の中には、マレーシアのマレー人を見下すようになる人もいるのです。
もちろん、読者さん忘れないでください。そうであっても個人差があるから「そんなこと気にしない」というマレー人もいることを。
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それではまた。アディオス
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