南国パラダイスに鬱病は関係ない?|うつ病と精神病とマレーシア、シンガポール
どうも。俺俺です。マレーシア、シンガポールと言えば、常夏の太陽、青い海、明るく陽気な人々。そんなことを想像されるでしょう。でも、実はマレーシアには病気の人が意外と多いのです。
理由はわからないけど意外と鬱病の多いマレーシアとシンガポール
まずマレーシアについて見てきたこと。
知り合いで鬱病の人が数人いますし、ショッピングモールを歩いているとふらふらとぶつぶつ何か独り言を言いながら歩いている人に出くわしてきました。
ビアガーデンの舞台の上で歌姫さんが歌っているステージ下の裾で歌い踊り狂っていたお兄さんのことが忘れられません。
何より、私のソウルメイトの現地人の大親友も、ある日を境に突然鬱病になってしまいました。
ボランティアで知り合ったとあるご家庭の息子さんもそういえば、鬱病だったなぁ。
正直、意外なことだと思えると思います。マレーシアは暑くて憂鬱な天気とは無関係。そして人と交流する機会が日本よりも圧倒的に多くなる環境がある。それなのに鬱病だという人が身の回りに多いのです。
次にシンガポール。
シンガポール人の知り合いで鬱病の人はいないが、シンガポール人の友人の交友関係の中には鬱病の人が結構居るらしい。
そういえば、私もシンガポールに到着したある1日のうちに2人独り言をぶつぶつ言っている華僑のおじいちゃんとインド人のおっちゃんに出くわしてびっくりしたことがあります。
20代の自殺者80%増!シンガポールで最悪の記録更新 「国民気質が原因」という声も - IRORIO(イロリオ)
こちらのウェブサイトではシンガポールでの若者の自殺の増加が報告されています。
それが鬱病が原因なのかどうかははっきりさせることはできませんが、自殺者が増加する環境であれば鬱病の人の数も言うまでも無く多いと推測するに容易でしょう。
南国だからうつ病にならないとは限らない
さてここで今マレーシア、シンガポールに住んでいる人。これからマレーシア、シンガポールに留学、移住、就職を考える人たちには是非覚えていて欲しいです。
南国の陽気や朗らかな人たちに囲まれているからといって、うつ病にならないという保証はどこにも無いと言うことです。
マレーシア、シンガポールでうつ病はもちろん、適応障害、ADHD(注意欠如・多動性)、統合失調病(分裂病)、PTSDになる人だっているのです。
どうかこれから海外への留学、移住、就職を考えている人は是非とも自分の心のケアを忘れないでください。そしてどうかオプティミスト(楽観主義者)であってください。
自分を追い詰めるほど苦しいくらいなら、いっそ良い意味で逃げ去ることも必要です。
逃げることが敗北と誰が決めたのでしょうか?逃げるが勝ちという言葉もあるではありませんか。
海外生活での心のケアについても何か聞いてみたいこと、質問したいことなどありましたら私までメールかコメントまでお寄せください。少しばかりの助けになれるかもしれません。
ちょっと心のケアが必要だと思う人はこの実践と実験を踏まえて書かれた本の処方箋が効果的かもしれません。私も海外で発病して大変な時期に、この本に助けられました。
海外にいる人はKindleアプリをパソコン、スマホ、タブレット、iPhone、iPadにインストールして読むと良いかもしれません。
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