【シンガポール】1ドルが八角形なヒミツ【お金】
どうも。俺俺です。シンガポールに行かれた方ならご存知の1シンガポールと言えば、このコイン。よーく見ると、円の中に八角形が描かれているのご存知ですか?これには国を守るためのそれなりの理由があるんです。
スターをくださるとのも嬉しいのですが・・・
当ブログ記事を「はてなブックマークで」ブクマしていただけると
もっと私のモチベーションがアップして、よりすばらしい記事を書けるようになします。
ブックマークをよろしくお願いします。
Photo by www.edelweisscoins.com
超現代都市シンガポールの政府にしては意外過ぎる理由です。
シンガポール政府は非常に現実主義的で、宗教や迷信などの影響を受けにくい、とにかく国の発展のために必死になる傾向があるように見えます。オーチャードにあった墓地一帯を恐れる事なくショッピングモールに立て替えてしまった事もあるくらいです。華僑が中心に支配している国なら、鬼(霊魂)などを恐れると思っていましたが、そんな事は関係なしなんだという印象を受けました。
しかし、そんなシンガポール政府が迷信を恐れて国を動かした事が1つあるのです。
MRT(地下鉄)と1ドルコイン
MRTとはシンガポールの地下を走る地下鉄のことです。
Reverend Hongという風水の専門家がシンガポール政府にこのように警告しました。
「MRTのトンネルはシンガポールの竜脈を通ります。計画を必ず成功させるためには、インド人、マレー人、西洋人、クリスチャン(キリスト教徒)、仏教徒、イスラム(ムスリム)教徒全てに八掛(はっかけ:八角形のお守りのようなもの)持たせなければばなりません。さもないと、シンガポールは沈みます・・・」
シンガポール政府はそれを恐れたようです。同時に、そんな事は不可能だ!ときっと混乱した事でしょう。どう考えても仏教徒にコーラン経典持たせたり、イスラム教徒に十字架持たせるように強制することなど不可能です。多くの人から不満を買います。まして道教(または風水)の八掛という宗教的なものを全ての民族と宗教に属する人に持たせるなんて、不可能きわまりないことです。しかし非常に巧妙な手段を見つけ出しました。。。
そうだ!お金のデザインを八掛にすればいいんだ!
そう言う訳で、シンガポールのお金のうち1ドルコインの中に八角形(八掛)のデザインを取り入れたのです。おそらく国民から不評を買う事はあまりなかったと思われます。
同じような理由でロードタックス(Road Tax, 道路税?、車検証)も八角形になっています。
Photo by zzharfantoskaw